2016/01/28
リニア中央新幹線、品川駅がついに着工。大きく変わる経済圏!今後どうなる?
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リニア品川駅が着工
2027年に品川‐名古屋間で先行開業する予定のリニア中央新幹線。その東京川のターミナル駅である品川駅の着工式が2016年1月27日行われた。リニアの本格工事は山梨県・南アルプストンネルに続いて2件目となる。 
リニア中央新幹線は現在の新幹線の約2倍のスピード「時速500km」で走行することで東京、名古屋、大阪の三大都市圏を結ぶ国家的プロジェクトだ。11年後の2027年に品川~名古屋間からまず開業し、同区間を最短およそ40分で結ぶ。2016年中にもリニア名古屋駅の本格工事に着工する予定だ。JR東海は2045年には大阪まで延伸され品川‐大阪間を67分で移動できるようになる。

品川が世界有数の交通の結節点、ビジネスの大拠点に!
羽田空港へのアクセスも良い品川駅。品川駅は、国際交流拠点の玄関口として、羽田空港へのアクセス、リニア中央新幹線及び新幹線への乗換えをスムーズにし、また、鉄道以外の交通手段との交通結節機能を強化する計画が進行中だ。 ファミリーオフィスでも「品川駅周辺再開発がいよいよ始動!関心高まる「都内最大級」のプロジェクトとは」で取り上げたように品川駅周辺では2020年に向けて大規模な再開発が計画されている。「品川駅・田町駅周辺 まちづくりガイドライン2014」をみてもわかる通り品川エリアの再開発はまさに東京都肝いりのプロジェクトだ。 
第一京浜沿いに都営浅草線の泉岳寺駅、京浜急行電鉄の本社などが並ぶこの品川‐田町間エリアでは、東京オリンピックが開かれる2020年に山手線の新駅が暫定開業する。 品川駅周辺エリアは、特定都市再生緊急整備地域や国際戦略総合特区「アジアヘッドクォーター特区」に指定され、羽田空港の本格的な国際化、リニア中央新幹線(計画)の整備進展により、首都圏と世界、国内の各都市をつなぐ、国際都市東京の玄関口としての役割を期待されている。
リニア名古屋駅の先行開業で変わる勢力図?!
リニア中央新幹線が開通すればたった40分で品川‐名古屋間が移動可能になる。40分といえば東京都内の一般的な通勤時間とかわらない。つまり名古屋が東京通勤圏となるのだ。さらには東京‐名古屋間が一つの東京都市圏になることを示しており、リニア開通により名古屋に移転する企業も増えるだろう。 
このリニア中央新幹線開業を見据え、名古屋駅前の再開発が進んでいる。2015年10~11月、建て替え中だった「大名古屋ビルヂング」(地上34階建て)と、日本郵政などが建設していた「JPタワー名古屋」(40階建て)が相次いで完成。「JRゲートタワー」(46階建て)も2017年春に開業する。名古屋駅の南約1kmにある旧国鉄笹島貨物駅跡地「ささしまライブ24」でも大規模な再開発が進んでいる。 2017年10月の開業を目指す複合高層ビル「グローバルゲート」には、名古屋市初進出となる「プリンスホテル」が入る予定だ。名古屋駅に直結するビルを所有する名古屋鉄道は2015年3月、名鉄百貨店本店の本館から南へ約500mの区域を一体的に開発し、複数の高層ビルを建設する大型構想を明らかにした。計画は約28,000m2に上り、事業費は2,000億円規模となる見通しと言われている。

 一方で、リニア中央新幹線の名古屋‐大阪間が開通するのは、2045年と予定されている。品川‐名古屋間が開通してからさらに18年後だ。この18年の間に名古屋の経済規模は大きく拡大し、大阪は逆に衰退する可能性もあるだろう。

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(ファミリーオフィス編集部)

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