2015/10/21
大企業が集まる「アメリカ・シアトル」の不動産が注目される理由とは?
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ワシントン州・シアトルの魅力

アメリカ合衆国ワシントン州北西部にある都市、シアトル。

シアトルといえば、アメリカ西海岸有数の世界都市でもあり、マイクロソフト、アマゾン、スターバックスなど、世界に名を知られる大企業の誕生の地だ。また、メジャーリーガーのイチロー選手も過去に所属したことでも有名なシアトルマリナーズの本拠地でもある。


そんなシアトルは、人口もここ10年で約10%増加し、ボストンと並んで高学歴者(大卒以上)の人口比率は全米トツプクラスの街だ。気候も温暖、冬でも降雪量はわずかで、冬は雨が多いが、一方、夏は平均で摂氏25度、湿気も低く晴天が続く気持ちが良く住みやすい街としてシアトルは魅力的だ。


シアトルの不動産市場

シアトルの不動産市場は全体としては安定しているが、ダウンタウンに近い高級住宅は値上がりし、150万ドル(約1億8000万円)を上回っている。

理由としては、ソフトウエア大手のマイクロソフトやネット通販大手アマゾンの本社があるシアトルは、地元に人材が豊富で、住宅価格もカリフォルニア州の他のITセンターよりも安価なことから、多くのIT企業を引き付けていることにあると言われている。


2015年5月の1ft2(0.093m2)当たり平均価格は494ドルで、昨年同月比で10%上昇した。国勢局の統計によれば、2013年のシアトルの人口は65万2405人で、2010年の60万8662人から増加した。

中国人によるシアトル不動産投資が急増 !?

現在、シアトル不動産市場に中国人投資家が多く参入していると言われており、中国人による不動産投資が急激に増えているのだ。


その背景としては、すでに巨大な中国人コミュニティが存在するバンクーバーと近いため、中国人による不動産投資がシアトルに集中しているとみられる。


米国にはEB5という投資家向けのビザがある。米国内の企業などに50万ドル以上を投資する外国人に優先的に永住権を与える、というものだ。もともとは2012年までの時限立法だったが、EB5マネーによる地域経済の活性化などの効果が認められ、期間が延長されている。


現在ではEB5ビザ取得者の8割が中国人である。隣国カナダにも同様のプログラムがあったが、あまりにも中国系の申請が多かったため、2012年に廃止が決定した(現在は2016年までの期間限定で復活)。

特に西海岸のバンクーバーに中国系移民が殺到したため、ビザの廃止は「対中政策」と言われ、カナダ首相が「特定の国からの移民を制限するものではない」と釈明する場面も見られたほどだ。

価値がどんどん増大するアメリカ不動産

そもそも、シアトルに限らず、なぜいまアメリカの不動産へ投資をする投資家が増えているのだろうか。

その理由は、アメリカの不動産価格は過去から現在に至るまで、一環して安定的にその価値が増大してきているからに他ならない。シアトルの不動産も例外ではなく、過去30年ではおよそ4~5倍、過去20年と比較してもおよそ3倍となっている。


たとえば、30年前に30万ドルだった不動産は、現在の価値は少なくともおよそ100万ドルということになる。これは平均で、より高級な地域ではより大きく価格が上昇している。10倍、20倍になった物件すら少なくないのだ。

投資エリアを日本から世界へ

今までの日本は驚異的な経済成長を遂げ、過去30年はとても豊かな時代だったといえる。しかし、現在、将来に向けて人口が増えず深刻な問題が山積みになっている。そのような状況のため、今後の国内不動産価格には期待できないと話す投資家は多い。今後、海外の不動産へ投資をする人がさらに増加することは容易に想像できる。


海外の不動産へ投資をするのであれば、まずは『海外不動産投資の心得!成功するためには信頼できる「専門家」を選択せよ』や『「国内不動産vs海外不動産」プロが注目する不動産投資法とは?』を参考にしてみると良いだろう。


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(ファミリーオフィス編集部)

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