2015/10/13
東京の再開発ラッシュに注目!あの赤プリの跡地に誕生する「東京ガーデンテラス紀尾井町」の魅力
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2016年夏に開業「東京ガーデンテラス紀尾井町」

2015年9月16日、西武ホールディングスの傘下にある西武プロパティーズは、あの赤プリ(グランドプリンスホテル赤坂)跡地の再開発計画である「東京ガーデンテラス紀尾井町」の上棟式を行った。


東京ガーデンテラス紀尾井町は、「みどりと歴史に抱かれた国際色豊かな複合市街地」がコンセプト。東京都の指定有形文化財である旧李王家東京邸(旧グランドプリンスホテル赤坂旧館)を保存しつつ、オフィス・ホテル・商業施設からなる「オフィス・ホテル棟」と賃貸住宅である「住宅棟」の2棟を建設する。ホテル部分については株式会社プリンスホテルが運営し、そのホテル名称を「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」として、2016年夏頃の開業を予定している。


「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」

この「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」はプリンスホテルの既存ブランド(「ザ・プリンス」「グランドプリンスホテル」「プリンスホテル」)のいずれにも属さないホテルであり、プリンスホテルの最上級ホテルとして位置付けられている。


周辺は、弁慶濠や清水谷公園などの緑が数多く残り、江戸時代以降の歴史性を有する立地。一方で、永田町駅、赤坂見附駅に近接し地下鉄5路線が利用可能な利便性の高い希少な地域だ。

タウンネーミングを「東京ガーデンテラス紀尾井町」に変更

今回の上棟式に合わせてタウンネーミングを「東京ガーデンテラス紀尾井町」に変更となった。「紀尾井町」が末尾に加えられたのだ。

東京・紀尾井町という歴史ある立地特性をダイレクトに表現する「東京」を冠し、周辺にある木々や彩りに溢れた計画地域のゆったりとした趣を示す「ガーデン」と、弁慶濠沿いに配置するステップ状の商業ゾーンをイメージした「テラス」を組み合わせた。同時に発表されたロゴマークは、徳川家の家紋である三つ葉葵を彷彿とさせるデザインが披露された。「紀尾井町プロジェクト」の立地特性、周辺環境、施設特性などをわかりやすく表現している。

そもそも紀尾井町は、紀伊徳川家、尾張徳川家など徳川家ゆかりの大名屋敷があった街。そうした格式や豊富な庭園のある街のイメージを踏襲しつつ未来志向の街を目指す、というメッセージが込められている。

あの「ヤフー」本社が赤プリ跡地に移転

約3万m2の土地に、36階建てのオフィス・ホテル棟、21階建ての住宅棟を建設する計画で、延床面積は22.7万m2と大規模だ。11万m2のオフィスのほか、250室のホテル(ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町)、135戸の住宅、レストラン、スーパーマーケットなどの商業施設が作られる。

オフィスについては、ワンフロア1,000坪超、18mワイドスパンの広大な空間。24フロアのうち20フロア分に「ヤフー株式会社」が入居することが発表されている。


ヤフーが本社移転に踏み切った背景には、業容の拡大に伴い、2003年から入居してきた東京ミッドタウンが手狭になってきたという事情がある。移転によって現在の1.37倍の床面積を確保できるうえ、ミッドタウンや六本木一丁目のアークヒルズ・サウスタワーに散らばっていた部署や従業員を1つのオフィスに集約できるメリットがあるといわれている。


これからおよそ5~15年先に、渋谷や池袋、品川~田町間の新駅など、東京都内の駅周辺の再開発が進み、大規模なオフィスビルが誕生していくと思われる。有力企業を中心に、オフィスの流動性は今後ますます高まっていきそうだ。

2020年の東京五輪が控えていることもあり、東京都心部は再開発ラッシュに沸いている。この「赤プリ」の愛称で知られたグランドプリンスホテル赤坂跡地の再開発事業は「変わりゆく東京」の象徴ともいえるのではないだろうか。


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(ファミリーオフィス編集部)

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